【怖い話まとめ ①】ド田舎なんだけど、地域の子供会の毎年恒例行事で七夕会があった

怖い話
76:2016/05/18(水) 20:28:47.59
初めて書き込むので不手際あるかも。
死ぬほど…じゃないかもしれない。ゴメン。私が小3の夏休みの話。
ド田舎なんだけど、地域の子供会の毎年恒例行事で、七夕会があった。
七夕はもう過ぎてるけど、要するに皆で集まって、
出し物(クイズとかw)をしたり、カレーを作ったりっていうお楽しみ会。基本、参加者は子供で、小さな神社の
社務所(普段は地域の集会所として使用)を使っていいことになっていて、
当番の保護者が数名、手伝ったり、火元を管理していた。

その年、うちの母親は子供会の当番にあたってたので
同じく当番のTさん(私の同級生の男の子と2歳年下の男の子のお母さん)と一緒に
材料の買い出しや社務所の掃除の準備をしてた。

七夕会も無事終わったのが夜の9時頃だったと思う。

うちの地域は、小さい山を挟んで南側と北側で一括りで、
社務所や大半の子供の家は北側にあり、私の家は南側。
北側の家の子たちは、皆自転車で来てたのでそのまま帰り、
南側の家の子は保護者が車で迎えに来てた。

残ったのは私と母、Tさん。
Tさんの子供2人は家が北側で近いので先に帰ったが、
私の家は南側で一人で帰ることができず、母を待っていた。

77:2016/05/18(水) 20:29:53.51
(つづき)
片付けも終わり、母、私、Tさんは社務所の戸締まりをして、
さあ帰ろうということころで、母:「あっ、トイレの電気消してへんかも」
Tさん:「じゃあ開けて見てこよか」
母:「いや、私見てくるわ。Tさんもう先帰って〜」
Tさん:「そんなん悪いわ〜」とかいうやり取りをしばらくして、結局、Tさんは先に自転車で帰って行った。

母は鍵を開けて社務所に入り、トイレの電気も確認してから(消えてた)、
もう一回鍵をかけて、今度こそ帰ろうと私は母と車に乗り込んだ。
このとき、たぶん10時ぐらいだったと思う。

ウィィィィ、ウィィィィ、ウィィィィ…

エンジンがかからない。
何度キーを回してもかからない。

78:2016/05/18(水) 20:30:23.65
(つづき)
母:「あれ〜バッテリーあがったんかな〜」
私:「え〜!?」
母:「エンジンかからへんわ〜。どうしよう」社務所から家まで歩いて帰ったら30分はかかる。
しかもド田舎の夜道なんて歩きたくない。
家に電話して父に迎えに来てもらうしかないけど、当時ケータイは持ってないし
普段、無人の社務所には電話がない。
となると、社務所の近所の家の電話を借りるしか無い。母が私に車を降りるように言い、私と母はそれぞれドアノブを引いた。

ガチャッ

ドアが開いた音がするのに、ドアが開かない。
半ドアになってるのかと思って、何度もノブをガチャガチャするけど開かない。
うまく言えないけど、それが何か不思議な感じで…

ビクともしないというより、ちょっと外に押せるけどすぐ押し返されるみたいな、
まるで、外から誰かと押し合いしてるような、変な感じだった。
(テンパってて窓を開ける発想は無かった)

79:2016/05/18(水) 20:31:51.85
(つづき)
外は真っ暗だし、私と母以外は誰もいない。
子供の私はともかく、体格のいい母が全力でドアを押してるのに開かない。もう私は怖くて怖くて半泣きで、母に
「なんで開かへんのぉぉぉ!早く帰ろうやぁぁぁああ〜〜」と喚いていて
母も「ちょっと待ち!」とか言いながら結構焦っていたと思う。今から思ったら…だけど、
いくら母と私がそれぞれドアと格闘してたからといって
あんなに車がユッサユッサ揺れるものなのかな?

ゼーゼー言いながら、母が再度エンジンをかけ直したところ、
何度か目でやっとエンジンがかかった。

母:「アンタ、ドアちゃんと閉めなおしや!」

そう言われたが、閉めなおそうにもやっぱりドアが開かないので
しょうがなくそのまま帰ることになった。

80:2016/05/18(水) 20:32:37.61
(つづき)
社務所から家に帰るのに、ルートは2つで、
時計回りで帰るか、反時計回りで帰るか。反時計回りは、山沿いの細い道で、途中に墓地の横も通るし
昼間に地元の農家しか使わないため街灯も無い。
時計回りは、北側の家の多くの間を通りながら県道に出るので
やや遠回りではあるけど、街灯もあるし車も少ないけど走ってる。もう私も、たぶん母も、反時計回りルートを使う気にならず
時計回りルートで帰り、途中で交差点にあるコンビニに寄った。

コンビニといっても、◯ーソンとか大手じゃなくて
地元に数店舗しかない小売店で
もちろん24時間営業ではなく、夜12時には閉まってしまう。

なぜコンビニに寄ったのか、よくわからない。
たぶん、明るいところ、人のいるところで一息つきたかったのかな?
後で母に聞いても、母自身、何となくだったみたい。

コンビニの駐車場に停車して、
母がドアを恐る恐る押すと普通に開き、私側のドアも開いた。

もうそのときの安堵感といったら無かった。

気付いたら私も母も汗ぐっしょりで、顔は真っ赤。
コンビニでアイスを買い、ようやく家に帰った。

と、ここまでが当日の話。
でも、それからずっと気になってることがある。

81:2016/05/18(水) 20:34:45.41
(つづき)
それは帰りに寄ったコンビニがある交差点付近で
やたらと事故が起きるようになったこと。その交差点は私の小学校や中学校に通う通学路で
ちゃんと信号(歩行者用も)も歩道もあったし
それまで事故らしい事故なんて無かった。でもそれから、通学途中に警察車両が来てるのを
何度も目撃するようになった。

何度も言うように、うちはド田舎だから
交差点の見通しも特に悪くないし交通量も多くない。
そもそも、うちの市内での交通事故自体少ないのに
この交差点の事故が飛び抜けて多い。

事故の規模は小さな物損事故から重大な人身事故まで様々だけど
2〜3年に1回は死亡事故等の重大事故が起こる。
正直、うちの市の規模でこの頻度は変。
私が高校生のときも1歳年下の男子生徒が亡くなった。

ちなみにそのコンビニにも車が突っ込んだ。
自販機前でたむろしてたヤンキー数人が大怪我したらしい。

偶然なのかもしれないけど、もうひとつ、気になってることがある。

82:2016/05/18(水) 20:36:12.80
(つづき)
それは一足先に家に帰ったTさんに起こったこと。Tさんの子供(私の2歳年下の弟の方)がその年の冬の初めに亡くなった。
数日前から風邪気味だったらしいけど
その翌日の朝、Tさんが起こしに行ったら既に冷たくなってたとか。風邪をこじらせてたのに気付かなかった、とか
いろいろ言われてたけど、ハッキリした死因はよくわからない。

これだけでも十分不幸なんだけど
その後は特にTさんに関しては何も聞いてない。

で、私、思うんだけど…

83:2016/05/18(水) 20:38:09.87
(最後)
あの日、社務所のとこから、Tさんと私たち親子は
ナニカ連れて帰っちゃったんじゃないのかな、と。Tさんは自転車で来てて、お子さん1人を亡くした。私たち親子が帰りに寄ったコンビニと周囲では
私の知る限り10人近く亡くなってる。

うちは…軽トラだった。
もしかしたら、荷台にいっぱい乗ってた…?

エンジンがかからず、ドアが開かなかったのは
乗り込むまで出発させたくなかったから?
ユッサユッサ揺れてたのは乗り込んでたから?

そして途中に寄ったコンビニで降ろしてしまったんだろうか。

もしまっすぐ家に帰ってたら…
それを考えるとちょっと怖い。

以上です。

152:2016/05/24(火) 02:40:13.14
昔、家族で5階建ての団地に住んでました。住んでいた部屋は3階。
その頃に体験した出来事を。
俺が中学2年の夏休み、その団地は古い市営住宅でリビングにエアコンが無いので夏はいつも窓を全開にしていたんだが、外から子供の泣き声らしき声が聞こえたのね。
時間は夜10時前。
ベランダに出ると上のほうから聞こえるから、同じ棟の上階からだと分かった。
最初は「粗相した子供をベランダに締め出したんだな」って思った。
そういうのは時々あったから。
夜10時ってのが少し夜更けすぎかなとは思ったけど。
子供の声は「お母さん!」「入れてよお~」とか言ってるようにも聞こえたけどすぐに止んだ。3分もなかったと思う。
で、それから15分くらい経って、うちの棟の下にパトカーが来た。
夜にサイレン鳴らして来るんだから住民はびっくりだよ。
母は「事件だったらどうしよう…」とかいいながら野次馬に行った。
俺は次の日部活の朝練だったから野次馬に行かず就寝。
なのでここからは母から聞いた話。
153:2016/05/24(火) 02:42:03.17
110番したのは5階に住んでいる家族だった。
あの声の発信源はそこのお隣り(角部屋)だったらしい。
奥さんが隣から子供の声がするのを聞いてベランダ越しに覗いたら、隣ベランダで裸の子供が泣いていたので通報したと。
で、その隣部屋ってのは空き部屋なのね。
その子供、無人の真っ暗な部屋に向かっておかぁさん!とか言いながら泣いていたそうだ。
警察が空き部屋を調べたけどドアもベランダも施錠されてて人の侵入した形跡は無かったらしい。
子供は奥さんが通報した後に再度隣を覗いたらもういなかったそうで、結局発見されなかった。
うちの棟のうちより上階で幼い子供のいる家庭はなかったし、通報した家族にも高校生の兄弟だけだったので、消えた幼児は実はその家族の…ってのは無いと思う。当時は団地全体でちょっとした騒ぎになったよ。
団地自治会でも問題として挙がったそうだし(母から聞いた)、話を聞きつけた若い連中が肝試しのつもりで夜中に団地にやってきて騒いだりとかあった。
まぁ騒ぎになって当然なんだけどね。
俺含めて何人もの住民がリアルタイムで泣きじゃくる声を聞いていたんだから。
156:2016/05/24(火) 14:57:09.92
医者だった祖父が、とある山中の無医村に赴任したときの話。
祖父と祖母の家に預けられる形で、当時6歳の俺も一緒にその村で暮らすことになった。
喘息持ちの俺の転地療法も兼ねていた。初日から村を挙げての大歓迎だった。
鎮守の神だという蛇(カガ)を祀る神社で盛大な祭りが催され、
「神様のご加護」「神様の目印」として玄関先と裏口に巨大な鈴のついた幣束がとりつけられた。
診療所兼住宅として与えられた建物は真新しく、わざわざ整地した土地に新築されていた。俺の喘息の発作はみるみる落ち着き、村の者は「カガ(蛇)さまのおかげ」だと口々に俺に説いた。
人懐っこい村の子供たちともすぐに打ち解けたが、すぐに不可解な噂を耳にすることになる。
「俺くんは良いのう、カガ(蛇)さまがお迎えにくると母ちゃんが言いよる」その意味を祖父母に問いただしたが、祖父母は顔を曇らせて、「お前は何も心配するな」とだけ。
そういえば毎夜、日が暮れるなり家全体が締めつけられるようなギギギ…家鳴りが気になる。
祖父母には「新築の木造家屋はそういうものだ」と説明されたが、一度気になると恐怖しか感じない。

157:2016/05/24(火) 14:58:52.39
だがやがて俺と祖父母は、「カガ(蛇)さまのお迎え」の本当の意味を知るところとなる。
台風の近づいたある晩のことだった。
血相を変えた父と兄が、祖父母と俺を迎えに来た。
困惑する祖父を父が殴りつけ、声を殺して「すぐに逃げろ!」と俺たちを車に押し込めた。翌日上陸した台風により、山肌を押し流すような地滑りがあり、集落は土砂に飲まれた。
ただ一軒だけ無事だったのが、祖父母と俺たちのいた診療所。
だがその姿は異様なものだった。
すべて窓や出入り口が、中から脱出できないように外側から閂(かんぬき)と鎖で固められていたのだ。勘の良い人にはわかったと思う。
俺たちはカガ(蛇)さまへの供物で、鈴や幣束は生贄の目印だ。
供物の俺たちに逃げられたカガ(蛇)さまの怒りか否か、村人たちの住居は一軒残らず土砂に飲まれていた。
俺たちを生贄にした安心感からか、村人たちは車で小一時間の避難所へ行くこともなく、皆自宅で亡くなっていた。
(了)
200:2016/05/26(木) 12:37:22.14
この間の夜、田舎の方に自転車で行って来たしんだが、道中線路があってそこで信号待ちになった。
暫く経っても電車が来なくて、左右を確認しねてみたら青いライトが2本左右に建ってるのに気づいた。
自分は、左側の青いライトの方で立ってたんだけど、右側の青いライトの下にチェックのシャツを着た男性が居た。
男性は青いライトを下から見上げて何かブツブツ独り言を呟いてた。
俺は早く線路を渡りたくてイライラしながら何度も左右を確認してたんだけど、3回目くらいの確認の時に、右のライトの下に居た男性が居なくなってた。
おかしいなと思いながら、気にせず電車を待ってると、やっと右側から電車が走ってきた。
電車がもう少しで前を通過するので、前を向いてやっと線路を渡れるって思った時、右側のライトの下に居た男性が俺のすぐ左側に立って居るのが傍目に見えた。
そして、男性は俺を見ながら
カンカンカンカンカンカンカンカンカン・・・・
と、呟き電車が通り過ぎた瞬間すべてが消えた。
俺は一目散に線路を渡り、渡り切ったあと後ろを見たが誰も居なかった。
202:2016/05/26(木) 15:33:57.83
>>200
文章だけだとそんなに怖くないけど、自分に置き換えて想像しながら見たらめちゃくちゃヤバイなこれw
204:2016/05/26(木) 16:48:43.77
>>200
想像して寒気したw
こわいわw
277:2016/05/30(月) 21:33:32.77
伊集院のラジオ
投稿者は子供の頃、兄弟で海に釣りに行ってた。そこでは本命の食べられる魚の他に、いわゆる雑魚のフグの仲間みたいな魚も釣れた。むしろ雑魚の方が多かった。
雑魚を海に放してもまたすぐ釣れてしまうので、雑魚が釣れたら後ろに投げていた。
そこに犬を連れた知らないおじさんが通りかかって、「この魚は食べられるのに捨てるなんて勿体無いぞ」と言って投稿者のナイフで雑魚をさばき出した。
食ってみろと投稿者に食べさせようとするが、フグは毒があるから拒否した。
おじさんもしつこく勧めていたが諦め、切り身を地面に捨てて去ろうとした。そこで犬が切り身を食べようとして、
「こら!ふぐなんて食べたら死んじゃうだろ!」とおじさん
296:2016/05/31(火) 14:08:39.70
実際にあった事故で7年前7月頃の話、
天気良く海浜幕張公園で俺と妻でレジャーシート広げて弁当食ってた。
そしたら防波堤沖合方向奥に居る人が大声で何か叫んでる、耳をすますと。
「誰か泳げる人居ませんか~!」
え!遊泳禁止なのに、この男性何言ってるんだろと思った。
再び「誰か泳げる人居ませんか~!」
どうもその声が間延びした切迫感無い感じに聞こえる。
「誰か泳げる人居ませんか~!」
だから何だろうて感じで食事を続け、しばらくして救急車が到着、アクアラング装備の人も駆けつけ、海保と消防庁ボートにヘリコプターに遥か上空は報道ヘリ
まわりは慌ただしい状態になり、私達帰宅した。
297:2016/05/31(火) 14:35:09.35
>>296 続き
帰宅した後気になって夕方のニュースで報道されていた内容は。友人の男性27歳と交際していた母親29歳と女児を連れて遊びに来ていた。

母親が目を離した隙に5才の女児が高波さらわれ溺れ死んで防波堤先端から30m先海底で発見された事故だった。

現場に居合わせた俺も嫁も不可解に思ったのは海面の波は比較的穏やかで、高波が発生する状況が無かった点で、腑に落ちない感じで、亡くなった女児の冥福を祈った。

その翌日、海浜幕張公園で男性27歳溺死の記事が合った。
場所は防波堤先端300m先海底で男性は発見されたそうで。

その人は先日の事故現場で。
「誰か泳げる人居ませんか~!」
と大声を出した人だと分かった。

普通なら「子供が溺れた!誰か泳げる人はいないか!」と切迫して叫ぶのだが。

振り返ってみると後味が悪い事故で男性は自殺とも記載されていない。

298:2016/05/31(火) 15:55:34.34
普通にその男が助けるために飛び込んだんじゃね?
呼びかけても誰も応じないから仕方なく、さ
299:2016/05/31(火) 17:34:06.34
>>298
女児が海に落ちた時は、その男は飛び込んではいなかった。
アクアラングレスキュー隊が来た時には、その男性と母親、他近くの2名が防波堤奥で立ち尽くしてたので。
303:2016/05/31(火) 18:41:18.97
>>299
まじか~これはミステリーだねぇ
312:2016/06/01(水) 01:21:07.70
ちょいと自分の経験談を話ます。駄文ですがすみません。
今自分は32歳です。小学3年生の時の話です。
今では信じられない話ですが、小学3年生の頃、夜中家からそっと抜け出すのが好きな変わった少年でした。
何故夜中抜け出すのが好きだったかと言うと、元旦の時夜通し起きてたことがあり、それからちょいちょい夜中みんなが寝静まった後部屋を抜け出して夜の町を徘徊してました。
アクション映画が好きだったのでエアガンを片手に、気持ちはスパイの様に建築途中のマンションや一軒家の骨組みによじ登ったり、小学校(当時は赤外線探知機とかない)に夜中忍び込んだりしていました。
313:2016/06/01(水) 01:28:33.63
そのうち学校に忍び込んだ時に道路側に面した窓から外をじっと見つめ、通行人が
ギョッとした瞬間暗闇に消えるを繰り返しお化けの振りをして通行人をビックリさせて
遊んでいました(頭おかしい)

見た目は黄色いレインコートを着てクスクス笑いながら虚ろな目で下を歩く人を見下すだけでなにも叫んだりとかしていません。

反応は、何事も無かったように通り過ぎる人、ジッとこちらを見る人、腰抜かす人、ダッシュで逃げる人
反応様々で実に面白かったです。

314:2016/06/01(水) 01:39:55.00
ある日、同じように一人で歩く女性を見つけ同じようにニヤニヤしながらそっちを見て
いたんですが、その女性は自分と目が合うなり走り始め、真夜中の体育館の扉をガンガン
叩いて「おーい!おーい!お前か!お前か!おーい!オマエカー!」怒号を放ちながら、ガンガンドアを叩いて来ます。

316:2016/06/01(水) 01:43:15.05
結局朝までビビって動けず、人間マジでビビると小便じゃなくうんこ漏らすんだなと
悟り、朝方糞まみれで家にかえり死ぬほど怒られましたとさ。今でもたまにあのショートヘアーのおばさんの顔を思い出すけど、ありゃ一体なんだったのか
と思う思い出話でした。 詰まらない話ですみません。
389:2016/06/08(水) 02:19:05.89

一人デスマ奇譚 1

若い頃一人で何日も徹夜する事がよくあった。
当時は人も足りず、社内で僕一人しかできない専門領域だったのだ。
でも夜は電話もかかってこないし音楽かけられるし、けっこう仕事捗るから快適だった。
実を言うと徹夜仕事、嫌いではなかった。

午前0時を回ると守衛の足音が聞こえてくる。でもこれがかなりアバウトで、来たり来なかったり、日によっては明け方もう一度回ってきたりする。
なんにせよその足音で我にかえって休憩のきっかけになっていたので、何気に楽しみにしてたように思う。

僕が詰めている部屋のすぐ横が玄関ホールだったので、朝は出社してきた誰かがドアを開閉する音(ガチャガチャとけっこう大きな音がこだまする。)で居眠りからビクッと覚める。
日中は普通に業務をこなして、定時後はまた徹夜コース。
お腹が空いて明け方コンビニに買い出しに行くのは非日常感あって楽しかった。
社用車を走らせ、門衛に怪訝な顔をされ社外に出て、買い物ついでにちょっと立ち読みして、また門衛に怪訝な顔をされつつ社内に戻る。
そう言えば総務の同僚が、「給湯室の冷蔵庫に缶チューハイが見つかって大問題になった」と話していたことがあったが、・・・それ実は僕が「夜中だしちょっとくらいいいじゃん」と買ってきて、そのまま忘れて放置したものだ。
結局犯人は不明のままと聞く。

390:2016/06/08(水) 02:22:03.93

一人デスマ奇譚 2

うちの会社は敷地が広大で社内バスが運行してるほど。
大小様々、無数にある建屋も夜は殆どが無人になる。一部の工場棟や海外事業部、あとは数か所ある通用門の守衛の詰所くらいしか人は残ってない。
徹夜は基本的に禁止なので自分のやってることは人事には内緒だったが、まあバレてたと思う。後で聞いたが、やけに庇ってくれるお偉いさんがいたとか。
「わしら若い頃はそんなんじゃった。そいつはええ根性しとる。」とかで。

当時詰めていた建屋は社内でもかなり歴史のある、言い換えれば古ぅい建屋で、別名「幽霊屋敷」。
どこにでもありそうな幽霊話もいくつか聞いていたが、僕はそんなもの気にするタイプではなく、真夜中にトイレに行くのも平気だったし、真っ暗な階段を上って屋上に出てタバコを吹かすのも好きだった。

391:2016/06/08(水) 02:24:57.64
なんか1に脱字見つけたけど、構わず投下
一人デスマ奇譚 3
2週間近く一人デスマーチ進行でいよいよ疲労もピークに達した頃、僕はとうとう変なものを見てしまう。
午前2時を回った頃だったと思う。
ふと妙な気配を感じて顔を上げ、ドアの方を見ると・・・
すりガラスになったドアの向こう、普段なら暗い廊下の闇色しか見えないはずだが、人影が。
背丈は子供。ノースリーブのワンピと思しき白い服を着た女の子の後ろ姿がそこにあった。後姿だ。
ドアのすりガラスに背を付けるようにして立っている。髪は腰に届かないくらい。
時期は初夏、季節感は合ってるな、などとぼんやり思った。その時の自分はというと、凡ミスを繰り返してイライラのピークだった。
そして場違い極まりないその女の子の後ろ姿を見て湧き上がってきたのは、恐怖や混乱ではなく「怒り」だった。
2秒ほど霊(?)を睨み付けた後、PC画面に視線を戻しながら心の中で呟いた。
(出るのは構わんが、仕事の邪魔しやがったら、ぶ・ち・コ・ロ・す・ぞ・!)
と。
そして仕事に戻り、あろう事か2分で忘れた。
そんなパンチの弱い怪奇現象なんかより、ひたひたと確実に忍び寄る納期のほうがよほど怖いというものだ。
社畜舐めんな。
392:2016/06/08(水) 02:26:57.06
一人デスマ奇譚 4
夜明け前、さすがにへこたれてタバコ休憩しに屋上へ出た。
白み始めた薄闇の空の下、煙の行方に目をやりながら、
「あ?そういやなんかへんなもの見たような・・・」
でもまあこんだけ疲れていれば幻覚の一つや二つ不思議でもあるまい、と流してしまった。さらに数日の徹夜を経て無事納品、僕は休暇を取って温泉に出かけた。
怪異について思い出すことは無かった。さらに一月後、プロジェクト全体が締めを迎え、関係部署合同で打ち上げがあった。
僕の徹夜は公然の秘密で、誰もが知っていて困ってしまった。
オカルト好きのOLが怖い話は無かったのか?と聞くので、例の女の子の後ろ姿を思い出した。徹夜仕事の様子など織り交ぜながら大げさに話してやった。
そして「まあね、疲れてたからね、幻覚だよ幻覚。」と付け加える。
聞いていた同僚の一人が顔を曇らせていたが、特に気にしなかった。

393:2016/06/08(水) 02:36:40.62
一人デスマ奇譚 5
店を出るとその同僚が声をかけてきたのでサシで一杯やろうとバーへ移動。表情の固い同僚がさっきの話は変だと切り出した。
「そりゃあ怪異の話なんだから、変なのは当然だろう。」
「いや、少女の幽霊のほうはいい。ほんとにいたのかもしれんし、お前の言うように幻覚だったかもしれん。それはどっちでも構わん。」
おかしな事を言う。
「じゃあなんだと?」
「守衛だよ。」
「守衛?」
394:2016/06/08(水) 02:39:20.23
一人デスマ奇譚 6
「そう、守衛だ。守衛は、その…見回りはしない。」
「何…ですと?」
同僚が言うには、守衛は委託を受けたグループ企業で、その業務は門衛だけ、夜間、各建屋内部の見回りなどはしないという。
そこで僕は大きな見落としに気付いてしまった。
夜間、うちの社屋に守衛が来たとしたら、玄関のすぐそばにいる僕が気付かないわけがないのだ。
ガチャガチャと喧しいあの開閉音、言われてみれば夜中に一度も聞いた事が無いではないか。
ならばあの足音は?
守衛のものだと思い込んでいた、あの足音の主は?
毎晩慣れ親しんだ、休憩の合図として愛着さえ抱いていた、あの足音。
…あれこそが怪異だったのか。
体温が下がる感覚。熱を求めてウイスキーを啜る。
まいっか。実害無かったしな。
というお話。
395:2016/06/08(水) 02:40:56.57
一人デスマ奇譚 終
その後も何度も徹夜する事があったが、やっぱり夜半を過ぎると足音が聞こえてくる。
玄関を出入りする騒がしい音も無いまま、静まり返った建屋のどこかでカツカツと響くだけだ。
気付いてしまえばなるほど不自然ではあるが、特に実害あるわけでもなかったし、捨て置いた。
その足音に不吉な印象は全く無く、本当にただの足音なのだ。
お?今夜も来たな、くらいのものだ。今では別の建屋で仕事をしているが、その古い建屋、今はどこの部署も入らず倉庫として使われている(つまり使われていない)と聞く。おしまい。

引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1463021094/0-

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